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魚が大量死 気候変動の脅威 干ばつ、洪水… [気候変動]


魚大量死5.jpg

数百万匹の死んだ魚が水面を覆う



3月中旬オーストラリアで数百万匹の魚が大量死


オーストラリア南東部のダーリング川上流で3月中旬、ボニーブリーム、マレーコッド、コイといった淡水魚の死骸が、腹を上にして浮かび上がり、水面をじゅうたんのように覆った

マーレーコッド.jpg

マレーコッド


魚が大量死したのは、オーストラリア南東部のダーリング川上流、シドニーから西へ約1000キロ離れたニューサウスウェールズ州メニンディーの流域。

ダーリング川2.jpgダーリング川.jpgダーリング川.jpgダーリング川.JPG


洪水と熱波の影響で酸欠死の見方が有力。


洪水により水量と栄養分が増えて魚と藻が急増、大量発生した魚が、洪水が引き、その後、水が引いて過密状態となったところに熱波が襲い、水中の酸素濃度が一気に低下したためと推論されている。


ニューサウスウェールズ州政府は
「水中の酸素量は水温の上昇により減少する。昨今の熱波が状況を悪化させている」と説明した。


ダーリング川で魚が大量死したのは2018年以降3度目のこと。以前は有害な藻類が40キロメートルにわたり大量発生したため、100万匹もの魚が命を奪われた。



気候変動によって洪水や干ばつは増える


豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)のカーメル・ポリノ研究主任は「気候変動によって洪水や干ばつは増えると予想され、魚の大量死は再び起こり得る」と指摘。
「水質や魚の数を適切に監視していくことが必要だ」と話している。 

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