PM2.5中国の大気汚染拡大、新たに2都市で警報最高レベルに

AFPBB News 提供 厚いスモッグに覆われた中国・北京で、
ビルに設置された電光掲示板に表示される…


大気汚染警報のうち最高レベルの「赤色警報」が7日に発令

中国で8日、大気汚染警報のうち最高レベルの「赤色警報」が7日に発令された北京（Beijing）に続き、複数の都市で同警報が発令された。

「赤色警報」を初めて発令した北京に続き、北部の27都市が警報レベルを引き上げたと伝えた。大気汚染により、同地域に暮らす3億人以上の人々が影響を受けているという。


PM2.5のレベルが、1立方メートル当たり250マイクログラムを超えた　

独自の測定値を公表している米大使館によると、北京では9日、肺に深く入り込む有害な微小粒子状物質PM2.5のレベルが、1立方メートル当たり250マイクログラムを超えたという。


PM2.5は西風に乗って日本にもやってくる



中国で生じたPM2.5は西風に乗って九州だけでなく北海道までやってきている。

PM2.5とは粒径が2.5μｍ以下の有害な微小粒子状物質のことで、概略スギ花粉の20分の1の大きさ。
1μｍは１ミリメートルの1000分の1の長さ。


中国のPM2.5を含む大気汚染の原因は

火力発電等の石炭の燃焼で排ガス設備の不完全さが大きい。
また石炭からつくる燃料の練炭の燃焼。
自動車の排気ガス。

それにしても中国政府は対策をしているのか困ったものです。経済最優先で昔の日本のようなのかもしれません。

以下のサイトから中国のPM2.5が日本にやってくるようすが見られます。
PM2.5の情報・予報サイト