光進丸、加山さんのクルーザー火災 40時間超で鎮火 沈むおそれも [光進丸炎上]
炎を上げて激しく燃える、加山雄三さんが事実上のオーナーの「光進丸」=1日午後10時ごろ、静岡県西伊豆町
出火原因は電気系統のトラブルか
俳優で歌手の加山雄三さん(80)が事実上オーナーのプレジャーボート「光進丸」の火災で、外部から船に電源ケーブルを引いていたことが3日、静岡県警下田署への取材で分かった。同署は、電気系統のトラブルが出火原因の可能性もあるとみている。
1日、静岡県西伊豆町の港で俳優で歌手の加山雄三さんのクルーザーから火が出た火災で、火は40時間以上がたった3日午後3時半ごろ、完全に消し止められました。
警察や消防などが船内での検証の方法を検討しています。 船を管理する地元の船舶修繕会社の従業員が1日午後に船内のエアコンなどを点検していた。
船体は沈没のおそれ
消防が3日、民間のダイバーを潜らせて船体を調べたところ、複数の亀裂が見つかったということです。このままでは沈むおそれがあるということです。
加山さん造船会社を訪問
加山さんは3日午後4時すぎ、静岡県西伊豆町の現場を訪れました。
すぐ近くにはクルーザー「光進丸」を管理する造船会社があり、加山さんはこの会社に1時間ほど滞在したあと車に乗り込んで現場のそばを通り、警察官らにあいさつをして現場をあとにしました。