太陽が「真っ二つ」に割れ始めていることが観測写真で判明! 文明崩壊の危機か!? [太陽が異変]
英紙「Daily Mail」(1月12日付)が、「太陽が真っ二つに分断されている」という衝撃的な見出しの記事を報じている。
あまりにも現実離れした事態に想像することさえ容易ではないが、太陽に一体なにが起こっているのだろうか?
NASAは2010年以来、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」が1月2日~5日の間に観測した太陽の様子に明らかな異常が見られたというのだ。
太陽の活動が弱まってきていることを示すコロナホール(巨大な太陽黒点)
画像にもみられるように、太陽を左右に分割するかのように真っ黒い線がひろがっている!
これはコロナホール(巨大な太陽黒点)と呼ばれ、平均よりも暗く、冷たく、密度が低い領域が黒く見える現象だ。太陽の活動が弱まってきていることを意味する。
地球が大規模な磁気嵐に見舞われる
コロナホールは「磁気嵐」や「太陽風」の発信源でもあるため、地球が大規模な磁気嵐に見舞われ、電力網から電子機器まで甚大な被害を受ける可能性も示唆されている。
宇宙天気予報士らは、磁気嵐により人工衛星や送電網に悪影響が出る上、高緯度地域では“踊るような”大量のオーロラが観測されると予想。コロナホールから漏れ出た大量のプラズマ粒子が発行し、特に北米やスカンジナビア半島、スコットランド、イングランドでオーロラを観測するチャンスが増すそうだ。
オーロラ予測
磁気嵐の危険度をG1~G5の5段階で示す「NOAAスケール」では、今回の磁気嵐はG2(やや大きい)クラスに分類されている。
大統領令はすでに発令
米政府が具体的な対策を講じているかは分からないが、大統領令はすでに発令されているため、いざという時には何時でもアクションを起こす準備ができていると見ていいだろう。
とりあえず、太陽が今すぐに真っ二つになることは無さそうだが、今後大規模な磁気嵐が巻き起こる可能性は十分考えられる。今後も米国の動きには注意が必要だ。
Reference:「Daily Mail」、「EarthSky」、