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パプアニューギニアのウラウン山が噴火、5000人避難 [噴火]

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噴煙を上げるパプアニューギニアのウラウン山(2019年6月26日撮影)



パプアニューギニアのウラウン山が噴火、5000人避難


南太平洋のパプアニューギニア・ビスマルク諸島(Bismarck Archipelago)にある火山、ウラウン (Ulawun)山(2334メートル)が26日午前7時(日本時間午前6時)ごろに噴火した、現地当局によると27日現在、この噴火の影響で約5000人が避難している。

複数の目撃者によると、島の北部で溶岩が幹線道路を分断したという。

 ウラウン山は、「世界で最も危険な山」

 ウラウン山は、大噴火を起こす恐れが非常に高く「世界で最も危険」だとして国際火山学地球内部化学協会(IAVCEI)がかつて集中観測の対象に指定していた「特定16火山(Decade Volcanoes)」の一つ。今月初めの現地調査では、火山活動は「静か」で「状況が変化する兆候はない」と専門家が判断していた。

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噴煙を上げるパプアニューギニアのウラウン山(2019年6月26日撮影)

州都キンベ(Kimbe)近郊のホスキンス空港(Hoskins Airport)へのニューギニア航空(Air Niugini)の乗り入れは全便キャンセルとなり、オーストラリア・ダーウィン(Darwin)の航空路火山灰情報センター(VAAC)は、各航空会社に向けて差し迫った噴火の危険を示す警報を発令した。

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パプアニューギニア ウラウン山

 

Referrence:【AFP=時事】

火山や地震活動が世界的に活発化し、異常気象も頻発して、地球全体が変調になってきているように感じます。


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口永良部島 大規模噴火発生、噴火速報 [噴火]

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2019.1.17 噴火した口永良部島(17日午前、鹿児島県屋久島町で)=気象庁のホームページから



2019年1月17日、口永良部島で爆発的噴火


17日午前9時19分、鹿児島県屋久島町・口永良部島くちのえらぶじまの新岳しんだけ(626メートル)で爆発的噴火が発生し、噴煙は火口から約6000メートルの高さに達した。


火砕流も南西側と北西側に約1・5キロ流れ出たが、気象庁は「居住地域に被害は及ばない」として噴火警戒レベル3(入山規制)を維持している。



昨年2018年12月にも爆発的噴火


 気象庁によると、新岳では、昨年10月21日に3年4か月ぶりに小規模噴火が発生し、同12月18日にも火砕流が西に約1キロ流出する爆発的噴火が起きるなど、断続的に噴火が繰り返されている。 口永良部島12月.JPG

2018.12.18  







今回は、火口から約1キロの範囲に噴石が飛散したが、全島避難となった2015年5月29日の爆発的噴火と比べて活動規模は小さいという。

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2015.5.29


気象庁は「現状では火口から約2キロの警戒範囲内に被害がとどまり、住民の避難は必要ない」とした上で、「同規模の噴火は今後も起きる可能性がある」と注意を呼びかけている。


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火山噴火で5.6万人が避難、フィリピン ルソン島 [噴火]

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 フィリピンでも火山が噴火しました。
 空高く上がる真っ黒な噴煙。火口から噴き上がるマグマも確認できます。噴火したのは、フィリピンのルソン島南部にあるマヨン山です。

 マヨン山は22日にも噴火が確認され、フィリピン火山地震研究所が大規模噴火の可能性があるとして、警戒レベルを5段階で上から2番目の「4」に引き上げていました。AP通信によりますと、これまでに、およそ5万6000人の住民が避難しているということです。(24日09:08)
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「涙ながらに筆談」意識不明の自衛隊員が回復 草津白根山 [噴火]

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23日、群馬県の草津白根山が噴火し、大けがをした自衛隊員の治療にあたっている病院が記者会見を開き、担当の医師は「意識不明の状態で搬送され懸命の治療の結果、24日朝に筆談ができるまで回復した」と述べました。


草津白根山の噴火で大けがをした20代の自衛隊員が搬送された前橋赤十字病院は24日、記者会見を開き、治療にあたっている小倉崇以医師が容体などについて説明しました。

この中で、小倉医師は「意識不明の状態で搬送され心臓が止まりそうな状態だった」と23日の搬送当時の状況を説明しました。男性はろっ骨や手足の骨折、それに肺挫傷など全身に大けがを負っていますが、緊急手術の結果、意識を取り戻し、24日朝に妻と筆談できるまで回復したということです。

男性は妻と「助かったよ」「頑張ったね」などと涙ながらに筆談したということで、小倉医師は「医師として少し安心したというのが正直な気持ちです」と述べていました。


また、専門家は、噴火が出た火山灰からは高温の火山ガスが溶け込んでいることがわかったことや、噴火が発生した際の映像などを分析したところ、少なくとも2か所以上の火口から噴火が起こっている可能性が高いことなど、今回の噴火のメカニズムについて報告しました。

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【草津白根山噴火】黒煙、降り注ぐ無数の噴石…ゲレンデ襲った緊急事態「一歩間違えれば命が…」 [噴火]

 
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黒煙、雨のように降り注ぐ噴石、あたりに立ちこめる硫黄臭−。群馬、長野両県境にある草津白根山の本白根山が23日、噴火した。麓にある草津国際スキー場(群馬県草津町)には雷のような爆音とともに黒い噴煙が空を覆い、無数の噴石がゲレンデを襲った。「一歩間違えれば命がなかった」。現場に居合わせた人々は、口々に恐怖の瞬間を語った。

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 「ボコボコボコと変な音がした」。スノーボードをしていた川崎市の60代の男性が異変を感じたのは午前10時ごろ。その直後、地鳴りのような音とともに黒い噴煙があがり、噴石に襲われた。20〜30センチくらいの噴石が左腕に直撃し骨折。背中などにもあたり、頑丈なウエアは破けた。

 「雨のようで…死ぬと思った。当たらないようにするのが精いっぱい。逃げようとするが、逃げ切れなくて…」。やっとの思いで柔らかい雪の陰に隠れた。平成26年に多数の死傷者が出た長野県の御嶽山噴火の報道が脳裏をよぎり、体を守るように小さくなった。噴石が治まるまで3分ほどだったが、長い時間に感じた。

 周囲を見回すと、スキー客1人と自衛隊員8人がいた。隊員でまともに歩けたのは2人。両足を骨折した人もいた。「自分で精いっぱい。息苦しい。硫黄臭がした。真っ暗だった。必死だった」。男性は身を守ったヘルメットや荷物を残し、歩いて下山。山は中腹まで灰色に染まっていた。

 「日本人は誰でも被災者になる。いつ何が起きるかわからない。生きていてよかった」。男性は搬送先の病院で治療を受けた後、かみしめるように語った。

 草津町に20年以上住むという菅沼勝さん(73)は、噴火前、山頂のレストハウスでコーヒーを楽しんでいた。「バーン」という大きな音の直後に、窓の外が真っ暗になったという。

 「噴火です。地下のシェルターに逃げてください」

 従業員の叫ぶ声に押されるようにして席を立った。その直後、ガシャーンという大きな音。振り返ると50メートルほど先に直径20センチほどの噴石が落ちていた。天井には大きな穴が空いていた。無我夢中で地下に走った。

 シェルターには一時、40人ほどが避難。1時間ほど経過し、噴石が落ち着いたのを見計らって上のレストランに戻った。レストランには約80人が避難しており、従業員が提供した飲み物や軽食を口にしていた。

 「これから救助します。年配の方から順番に乗ってください」。午後3時前に自衛隊ヘリが到着すると歓声が上がった。「生きた心地がしなかった。命が助かってなによりです」。菅沼さんは胸をなで下ろした。

 東京都多摩市から妻とスキーに訪れた鈴木克典さん(77)は、ゴンドラで山頂駅に向かう途中に噴火にあった。真っ白な銀世界がみるみるうちに灰色に。ゴンドラは一度は停止したが、再び動き出して駅にたどりついた。麓のホテルで待つ妻に電話をかけ、噴火の発生と自身の無事を伝えたという。

 「混乱していて、何が起きたのかまだ把握できない」と困惑の表情を浮かべるのは警察関係者。スキー場内から救助された負傷者は「噴石があたった」「爆風に吹き飛ばされた」「雪崩に巻き込まれた」などと説明しているが、情報は錯綜(さくそう)しているという。

 噴火直後、草津町役場には爆発音を聞いた住民らから「大きな音がした。何か起きたのか」などと複数の通報が寄せられたが、重大事態に気づかない住民も多かった。町役場は白根山から直線で5キロほどだが、町職員は「音や揺れには、まったく気づかなかった」といい、通報で立ち上る噴煙に初めて気づいたという。

草津白根山は気象庁が地震計などの観測データを24時間監視する「常時観測火山」。今回、火山性地震の増加や火山性微動の発生など、活動が活発化している兆候は観測されなかった。

午後4時すぎには、陸上自衛隊員1人が死亡したとの情報が県災害対策本部会議で報告された。

東京大学の藤井名誉教授は「別の火口で噴火していた場合は、今後、噴火活動の範囲が広がる可能性もあり、詳しい調査が必要だ。人が住む地域により近いことから、気象庁が詳しく調査して安全が確認されるまでは、決して近づかないようにしてほしい」と話しています。
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