油井亀美也さん、無事帰還…「重力感じますよ」 [油井亀美也さん宇宙飛行士]
地球に帰還し、手を振る宇宙飛行士の油井亀美也さん(11日、カザフスタン・ジェスカ…
国際宇宙ステーション(ISS)に今年7月から滞在していた
油井(ゆい)亀美也(きみや)宇宙飛行士(45)が、日本時
間の11日午後10時12分頃(現地時間午後7時12分頃)
、ロシアの宇宙船ソユーズで地球に帰還した。
補給機「こうのとり」5号機のドッッキング他、実験・整備等多くの分刻みの任務を無事果たされた油井亀美也さんお疲れ様
油井さんと米露の飛行士の計3人が乗り込んだ宇宙船の帰還カプセルは、中央アジア・カザフスタンの平原に着陸した。カプセルから出た宇宙服姿の油井さんは「どうも、ただいま。大丈夫です。重力感じますよ」と語った。そして「宇宙も素晴らしいけど、地球も素晴らしい」と話した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))によると、帰還直後のチェックで、健康状態に問題はないという。油井さんは、カザフスタンから専用機で米ヒューストンに向かう。
宇宙への出発は約5か月前ロシアのソユーズで
油井さんを乗せたソユーズ宇宙船は2015年7月23日午前3時2分(現地時間)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げられた。
39歳の過去最年長で宇宙飛行士に選抜
油井さんは長野県川上村で生まれた。家は高原レタス農家で、小学3年生頃から天体望遠鏡で一晩中星空を眺め、天文学者や宇宙飛行士になる夢を育んだ。
力試しのつもりで受験した防衛大学校に合格し、両親からの希望もあって入学した。卒業後は航空自衛隊に入隊。戦闘機のパイロットになった。
夢の扉が開かれたのは2009年。JAXAが10年ぶりに宇宙飛行士候補者を募集し、963人の応募者から、過去最年長の39歳で選抜された。
油井さんの宇宙飛行士実現の秘密
油井さんの宇宙飛行士実現の秘密はその子供時代にあったと思う。
やはり子供のころから育んだ夢は実現しやすいという気がする。夢-想像希望を伴った思考の蓄積、とりわけ少年時代は想いが純粋でストレートなのでその結果、ともという思いがします。
私達大人になってからでも、できれば純粋でひたむきな想いで生きるなら、結果いいことの扉がひらかれると思います。